ドラッカー「マネジメント」経営者の役割

ドラッカー「マネジメント」経営者の役割

こんばんは、相原です。

ドラッカーのマネジメントを
店舗ビジネスに応用する方法を分かりやすく解説していく

ドラッカー「マネジメント」講座の9回目でラストです。

8回目のマネジメントの戦略についてはこちらから

 

今回は最後のまとめとして、
経営者の役割について解説していきます。

マネジメント講座を通じて、色々なことを解説してきましたが
経営者は一人のリーダーとしての自覚を持つ必要があります。

リーダーは、ただ成果をあげているだけでは不十分です。

お店を代表する者として、
社会から正しいお店であると
認められるような存在になる必要があるのです。

売上を伸ばして利益をあげていればいいだけではないのです。

 

そんな正統性を認めてもらうためには

「人の強みを生産的なものにする」

ことが大事であるとドラッカーは言っています。

 

要は、個人の強みを社会のために使うように
お店を経営していくというわけです。

そうすることで、売上が伸びるだけでなく
社会からも良いお店であると認めてもらうことができるのです。

これを達成するために「マネジメント」があるのです。

 

マネジメントの役割を3つに分類すると

  • 組織の本来の使命を果たす
  • 生産的な仕事を通じて人に成果をあげさせる
  • 社会と個人に生活の質を提供すること

になります。

組織の本来の使命を果たす

組織の使命を果たすためには、
そもそもとして、使命が何なのかを分かっていなければいけません。

使命はそう簡単に見つかるものではないので
試行錯誤しながら徐々に見つけていくものなのですが、
その方法の一つとして、まずは組織の成果を明らかにすることがあります。

それが第1回目で解説した企業の成果についてです。

どういったお店なのかを明確にすることで
お店の方針も決まってきます。

途中でなんか違うなと思ったら、
その都度修正を加えてより良い変えていけばいいのです。

なので、とりあえずでも
企業の成果について明確にしておきましょう。

生産的な仕事を通じて人に成果をあげさせる

生産的な仕事を従業員にやってもらって
それを成果にするには

人の強みが発揮されるような形で
組織を作っていく必要があります。

そういった組織作りに関する部分は

で解説をしています。

一人でお店を経営している場合以外は
必要な知識になっていますね。

社会と個人に生活の質を提供すること

社会と個人の生活を豊かにするためには
そういった意識を持って、ビジネスに取り組む必要があります。

自分のお店の売上が伸びればそれでいいと考えているようでは、
本当の意味で生活を豊かにすることは難しいですからね。

また、場当たり的な対処ではなく
お店の全体を見渡して長期的な視点で
ビジネスに取り組む必要もあります。

そのために必要な部分は

で解説しています。

 

ドラッカーのマネジメントの全体像というのは
このような形になっています。

部分的にノウハウを真似しても
ドラッカーのマネジメントの真の力を発揮することができません。

  • 組織の本来の使命を果たす
  • 生産的な仕事を通じて人に成果をあげさせる
  • 社会と個人に生活の質を提供すること

この3つの考え方がベースにある必要がありますからね。

こういった視点を持って
ぜひもう一度ドラッカーマネジメント講座を復習してみてください

そうすると、また新しい発見があったり
腑に落ちやすくなっていると思いますよ。

ぜひマネジメント力を身につけて、
いいお店を作ってください。

 

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もっと多くの人に役に立てるとうれしいので。

 

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