失敗を前提とした人材育成が優秀な人材を育てる

人材育成

こんにちは、相原です。

今回は宇宙兄弟から学ぶ人材育成の心構えという話をしていきます。

 

主人公六太は宇宙飛行士になる過程で
目的地まで自動で動くローバーを作るという訓練がありました。
(原作11巻です)

そのローバーを作るときに制作費や設計などの
制作計画を立てるときに言ったセリフがこちら

~~~~~~~~~~~~~~~~~
これだと、1機作るのが予算の限界だ。

失敗できない。

失敗して壊れるの前提で、最低でも2機作れるくらいの余裕があった方がいいよ。

モノ作りには、失敗することにかける金と労力が必要なんだよ。

いい素材を使っているものがいいモノとは限らねえんだ。

だけど、失敗を知って乗り越えたモノならそれはいいモノだ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

これはモノ作りにおける考え方ですが、
人材育成、スタッフ育成にも同じことが言えます。

お店が苦しいギリギリの状態で
人を育てるのはなかなか難しいです。

余裕が一切ないので、失敗が許されないからです。

そうではなく、優秀な人材を育てるためには
スタッフがある程度失敗する前提で
少しゆとりを持った経営が必要となります。

 

例え失敗しても、その失敗を乗り越えたスタッフは
確実に前よりも成長しています。

失敗を許さないのではなく、失敗を認める。

そんな経営を心掛けることが、人を育てる環境に繋がります。

 

それで、失敗をすると身に染みて理解できるので
失敗すると分かっていてもあえて失敗させる人もいますよね。

失敗が少ない方が短期的にはうまくいくでしょう。

しかし、長期的には失敗をさせた方が本当の力を育てられるので、
お店を任せられる人材に育ちやすいです、

 

失敗させた方がいいと分かっていても
経営者の心理的にはなかなか失敗をさせるのは難しいので
ある程度利益が出ている状態で人を雇うようにしたいですね。

失敗は失敗した後が大事。

失敗を許す余裕を経営者は持った方がいいのですが、
スタッフが失敗をして成長しなければ意味がありません。

「失敗から何を学ぶか」がその人の成長を左右します。

 

それで失敗をした時に怒りをぶつけたくなるかもしれませんが
そこはぐっと抑えて、

  • どうして失敗をしたのか
  • 次に失敗しないためにどうすればいいか

を聞きましょう。

これは自分で失敗した原因を探らせ、解決策を見つけさせています。

 

一番成長に繋がるのは、
人から指摘されるよりも自分で気付く時です。

人から指摘されると、反発する場合もあるので
自分で気付かせるように誘導することが大事です。

もちろん不足しているポイントがあったら
適時補足する必要がありますが、まずは自分で考えさせましょう。

 

これを繰り返すことで失敗をした時に
失敗の原因や解決策を考えるようになります。

そういった思考力を伸ばすことで
問題解決能力や対応力のアップに繋がります。

そして成長すれば、お店を任せられるようになります。

優秀な人材を育てるためにも、
あえて失敗させる余裕を持って経営をしましょう。

 

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