石門心学の祖「石田梅岩」の商人道|ビジネスの本質とは?

石田梅岩 石門心学

こんにちは、相原です。

今回は老舗講座の第2回目です。

前回は

時代は縦社会から横社会になったので
肩書きや権威なしで信頼されることが大事。

ということを説明しました。覚えていますか?

記事はこちら

 

それで今回は老舗経営の極意の一つ

「真の商人は先も立ち、我も立つことを思うなり」

という考え方を紹介していきます。

  1. 石門心学の祖「石田梅岩」
  2. 石田梅岩が教える商人道

1.石門心学の祖「石田梅岩」

老舗について色々と研究すると
必ず行き当たる人がいます。

それが「石田梅岩」です。

石田梅岩の教えは非常に先見性があり
今でも十分に通用するどころか、一歩先を行っています。

石田梅岩は、この講座の中でも
よく取り上げるので、簡単に人物紹介をします。

 

石田梅岩は1685年に生まれ、江戸時代の前中期を生きた人です。

その時代は、現代と非常に似た状況でした。

5代目将軍「徳川綱吉」の時代は、元禄バブルと言われ
非常に華やかな時代でした。

やがて元禄バブルは崩壊し、
その立て直しを行うために享保の改革が行われました。

やや強引に今の状況に置き換えると

元禄バブル崩壊→リーマンショック
享保の改革→アベノミクス

という感じでしょうか。

 

石田梅岩はそんな時代の中で
45歳の時に自宅で無料講座を開き

男女年齢関係なく多くの人に講義をしたり
問答形式で商いの心得や人の生き方を説きました。

それが石門心学として、体系づけられています。

石田梅岩の石門心学は
多くの老舗企業に影響を与えています。

さらに「松下幸之助」や「稲盛和夫」などの
偉大な経営者も大きな影響を受けています。

厳しい時代を生き残るために
必要な知識が詰まっているのが、石門心学であり石田梅岩なのです。

2.石田梅岩が教える商人道

石田梅岩の代表的な著書である「都鄙(とひ)問答」の中で
非常に有名な一言があります。

「真の商人は先も立ち、我も立つことを思うなり」

これを現代風に分かりやすく意訳すると

「本物の経営者はまずお客様に満足してもらうことを考え
その報酬として、お金を頂くことを考えるものだ」

この順番が非常に大事で
まずはお客さんに喜んでもらうことを考えるべきなのです。

自分が儲けることばかりを考えているのは
本物の経営者ではないと、石田梅岩は言っているのです。

 

この考えの根本には

「富の主人は世の中にいるすべての人々である。
その人たちの心に理解しビジネスをすれば、
どんな時代でも生きるのに困ることはない」

という考えがあります。

これと似た考えが経営者なら誰もが知っている
「ピーター・F・ドラッカー」ですね。

「事業の主役は顧客である。
顧客が事業の土台であり、事業の存在を支える。
顧客だけが需要を創出する。」

とドラッカーは言っています。

石田梅岩はドラッカーよりも250年も前に
経営の本質を理解していたのです。

 

つまり、石田梅岩は

「顧客の心を理解し満足させることがビジネスの本質」

と説いているのです。

そうすれば、どんな時代でも
ビジネスで困ることはないのです。

 

ただこれは現代においては
決して珍しいことを言っているわけではありません。

どこもかしこも顧客満足度を意識していますからね。

それでも

「決してお客様を粗末にすることなく、細心の注意を払い
お客様に少しでも満足してもらえるように努力をする」

のはなかなか難しいことです。

あなたは当然お客様の満足度を意識していると思いますが

  • 「もっと商品の質を上げられないか?」
  • 「他にお客さんが悩んでいることはないか?」
  • 「どうすればお客さんにもっと喜んでもらえるか?」

を常に考えて実践することで
より一層お客さんの満足度が高くなるでしょう。

常にお客様の心を理解することに努めることで
自然と信頼を積み重ねられるのです。

まとめ

「真の商人は先も立ち、我も立つことを思うなり」

お客様の心を理解し満足させることがビジネスの本質

 

次回は老舗の極意その2である
「職分の追及で才能を発揮する」
について、詳しく説明していきます。

【第3回】老舗に学ぶ経営哲学~あなたの仕事の本質を見つける~

 

 

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