コストダウンを図るときの注意点や正しいやり方について

コストダウンのやり方

こんばんは、相原です。

ビジネスをする時に、売上を伸ばすと同時に
気にかけなければいけないのが、コストです。

いくら売上が高くても、コストがかかって赤字になったら
シャレにならないですからね。

ビジネスの破綻です。

なので、コストを下げていくことは
ビジネスを成り立たせる上で非常に大切なことです。

 

とはいっても、

正しいコストダウンの仕方を知らずに
自分のビジネスを苦しめているお店が多いのも事実です。

ただコストを下げるのが、コストダウンではないですからね。

 

そこで今回はコストダウンの問題点ややり方などを紹介していきます。

  1. コストダウンのメリットとデメリットについて
  2. コストダウンの目的は?コストダウンをする必要性は何?
  3. 人件費カットはダメ?コストダウンの正しい方法とは?

1.コストダウンのメリットとデメリットについて

コストダウンのメリットは、非常に分かりやすいですよね。

誰もがそのためにやっているといっても過言ではないです。

もう答えを言ってしまうと、

「利益が増える」ですね。

 

「利益=売上-コスト」なので、
コストを下げれば、利益を増やすことができます。

コストを下げて利益を出そうとするのは
売上を伸ばすことができないお店が取ってしまいがちな手法ですね。

 

メリットが分かりやすいので
つい手を出したくなる気持ちはよく分かります。

僕も自分のビジネスがありますから、気持ちはよく分かります。

サイトの運営をするにあたって、
記事の作成をお願いする時、
できる限り単価を下げようと努力したこともあります。

でも、

そうやって単価を下げると、
あまり良い記事が納品されないんですよね。

値段相応のものしか、出来上がってこないものです。

 

これは実際に経験しないと分かりにくいことですが

コストダウンの弊害に「品質の低下」があります。

 

どの業種でも同じですが、かけられるお金が少なくなると
どうしても高品質のものは作りにくいです。

相手にも生活があるので、
そのために利益を増やさなければいけないですからね。

そうなると、必然的に品質を下げなければいけないのです。

 

コストダウンにはこういったメリットとデメリットがあることを
まずは把握しておきましょう。

2.コストダウンの目的は?コストダウンをする必要性は何?

メリットとデメリットが分かったところで
次に大事になってくるのは、コストダウンの目的です。

「なぜコストダウンをしなければいけないのか?」

ということです。

ここが曖昧になっていることが多いですね。

 

曖昧になっていると、説明も曖昧になりますし、相手も納得しません。

なので、

目的や必要性を明確にする必要があります。

 

「利益のためにコストダウンをする」はありか?

これだけを抜き出して考えてみると
なんだか相手も受け入れがたい内容になっています。

しかし、

僕はありだと思っています。

 

思っていますが、ここからさらに深堀をして

「なぜ利益を出さなければいけないのか?」

の問いの答えが大切だと思っています。

「こういったことをしたくて、(お客さんのためになること)
そのためにお金が必要だから、大変申し訳ないけど
少しコストを下げることができないか?」

という強い思いがあれば、相手も納得しやすいですよね。

なので、コストダウンをする目的を徹底的に深めることが大事です。

 

ちなみに、
「自分が遊ぶ金が欲しいから」という
どうしようもない理由は論外ですよ。

そんな経営者はいないと思いますが
そんなビジネスをやっていたら、潰れるので早めに改めたほうがいいです。

3.人件費カットはダメ?コストダウンの正しい方法とは?

メリットとデメリットを把握して、目的も明確にしたら
次は具体的な施策を考えていきましょう。

よくあるコストダウンの方法は「人件費」ですね。

 

人件費がコストで結構な割合を占めることが多く
商品の品質にも直接影響しにくいところなので人件費をカットしがちです。

ただ人件費を削減すると、
従業員やスタッフから反発が出やすいので色々な問題が勃発しやすくなります。

ちなみに、目的が明確になっていれば、
反発の度合いは小さくなりやすいですけどね。

 

それで人件費をカットするのが
仕方ないこともあるのですが、

その前に考えて欲しいのは
「人をきちんと活かすことができているか?」です。

例えば

  • 無駄な作業をさせていないか?
  • スタッフがいきいきと働ける役割を与えているか?

などです。

 

これをきちんとやっていれば、
売上が伸びるので、人件費カットという発想にはなりにくいです。

うまく扱えていないから、人件費をカットするという発想になるのです。

「人材は会社にとって宝」ですので
個人的には人件費のカットはおすすめしません。

それよりも今いるスタッフを
どうすれば活かすことができるかを一緒に考えるようにしますね。

 

じゃあ、どこでコストを下げていくのかというと
主におすすめしているのは、業務のシステム化ですね。

システムをうまく使えば、効率的に作業を進めることができますし
無駄な労働を減らすことができるので、他の仕事に手が回りやすくなります。

 

小さなお店の場合であれば、

  • 集客のためのブログやホームページを作る
  • メルマガのステップメールを作る

ということをやれば、だいぶコストが下がって売上も伸びるはずです。

 

ブログやホームページで集客ができるようになれば
広告費をかなり削減できますし

ニュースレターの代わりにメルマガにすれば
配送費などが削減できます。

といったように、

システムをうまく活用することで
今かかっているコストを下げることができます。

 

なので、まずコストダウンをしたいという場合には

「システム化できることはないか?」

というのを考えるようにするのがおすすめですよ。

システム化の場合、初期コストがかかりやすいですが
それでもうまく活用できれば、かなり無駄が省けますからね。

まとめ

コストダウンには利益が増えるというメリットがあるが
品質低下というデメリットもある

だからこそ、目的を明確にしてコストダウンを行うことが大事。

ちなみに

最初にコストダウンを狙うのは「システム化」がおすすめ。

 

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もっと多くの人に役に立てるとうれしいので。

 

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