こんばんは、相原です。
先日、映画ピクセルを見てきました。
パックマンとかドンキーコングとか面白そうなネタだったので
予告を見ていた段階から興味もってたんですよね。
ようやく公開ということで、
少し期待をしながら見に行ったのですが…
正直、そこまで面白くなかったです。
いや、いくつかのシーンは面白かったのですけどね。
全体的な評価では、いまいちですね。
細かい点を言い出したら色々あるのですが、
個人的にすっきりしなかったのが、最後の部分です。
※ここからちょいネタバレあります。
この映画の構図としては、
宇宙人(ゲームキャラクターたち)VS地球(オタクたち)なのですが、
一応ゲームのルールにのっとってバトルをするという形式でした。
ところが
地球のオタクチームの中に、バグを使ってイカサマをするやつがいました。
そいつは宇宙人が攻めてきた時にも、反則をして敵を倒すのですが、
それが宇宙人側にばれて、問題になり
ゲームのルール関係なしに、攻めてくるようになりました。
それで地球の存亡の危機に陥ってしまうわけです。
それで個人的にすっきりしなかったのは
イカサマをして勝つことを得意げに自慢していたのにも関わらず
なぜか一切の反省や後悔もなくコロッと心を入れ替えて戦うようになったり
最後に何のお咎めもなしだったのが釈然としませんでした。
むしろ、最後にはそいつが望んでいる報酬も手に入れたし。
他にも、主人公が敵を倒す時に
ある種の覚醒をするわけですが、その理由がしょぼいんですよね。
という風に、特に最後の部分の話の作りこみが甘いような感じがしました。
そのためなんか面白くない印象が残ったんですよね。
これは人の記憶や印象に関わるもので
「ピークエンドの法則」というのがあります。
人は映画とか小説とか読んでも、すべての内容を覚えていません。
大体、覚えていられるのは、
一番盛り上がったシーンと最後とシーンくらいなのです。
だからこそ、「ピーク」と「エンド」をしっかりと作りこむことが大切だよという法則ですね。
ピクセルの場合は、ピークはそれなりによかったのですが
エンドが悪すぎたのでどうしても評価が悪くなるのです。
今回は口コミとか見ずに、映画を見に行ったのですが
先ほど確認したら、あまり評価は高くないようですね。
まあ、納得ですが。
結構面白そうな題材なのに、ちょっともったいないと思いました。
それでこのピークエンドの法則は
映画や小説などのストーリー系で言われていることですが
ビジネスでもかなり大事なことです。
ビジネスでも、好印象を残したいのであれば
ピークを最大限盛り上げるだけでなく、エンドにも力を入れるようにするのです。
例えば、飲食店ならば、おいしい料理を作るだけでなく
食後にお茶を出したり、
会計に笑顔で「ありがとうございました」とか「お仕事頑張ってください」など、
お客さんが喜ぶような言葉を送ってあげる
などのサービスを行うことが大事です。
エンドのサービスを怠っているところって多いですからね。
どうしても商品だけが売り物だと思っていると
買った後はどうでもいいみたいに思いがちですが
リピーターを増やしたいのであれば、エンドのサービスに気を使ったほうがいいです。
ちょっと高めのお店に行くと
エンドのサービスに気を使っているところが多いですよね。
お店の忙しい時にずっと気を抜かずお客さんに接することは難しいですが、
最後はきっちりとやることを意識したほうがいいですね。
以前、僕が行った飲食店では
大人数のお客さんが入ってきたので、場所の移動を求められました。
まだ、料理が来ているわけでもなかったので、
僕は何も気にすることなく、笑顔で席の移動に了承したら
お礼を言ってもらいました。
その後、料理をおいしく頂き、会計するのですが、会計時にも
「席を移動していただきありがとうございました」
とわざわざ丁寧に言ってもらえました。
このとき、僕は「丁寧なお店だな」という印象が残りました。
僕はあまり気にしなかったのですが、
中には席の移動が面倒くさくてマイナスの評価を与える人がいるかもしれません。
でも、最後にもお礼を言ってもらえれば、
だいぶお店に対しての印象って変わると思うんですよね、
お店が忙しいとお客さんにちょっと迷惑をかけるかもしれませんが
最後をきっちりやれば、プラスの評価に変わることも多いです。
なので、案外手を抜きがちな最後にこそ、むしろ力を入れるように心がけましょう。
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